ダイエットの敵ともいえる「体重の停滞」は、多くのダイエッターの悩みの種になりがち。
停滞することでモチベーションを落とすリスクがあがるため、停滞期の乗り越えるコツは知っておきたいところ。
そこで当記事では、筆者の体験談をもとにした「ダイエットの停滞期を乗り越えるコツ」を紹介します。
【主な所有資格】
生涯学習財団・ヘルスケア財団・メンタルケア学術学会認定 『メンタルケアカウンセラー®︎』有資格者。
一般社団法人 ケアフィット推進機構認定『生活習慣病予防プランナー』有資格者。
もくじ
ダイエットで停滞したら「ハイカーボデイ(炭水化物多めの日)」にすると効果的
ダイエットの停滞期は、炭水化物を多く摂ると脱出しやすいです。
停滞してしまう原因にあげられるのは、カラダのホメオスタシス(恒常性)です。
ホメオスタシスとは、身体がいまの環境に適応しようとする力のことをいいます。
たとえば、少ないカロリーしか身体に入ってこない環境が長引くと、カラダは危険信号を発し、いま以上に体重を落とさないように抵抗します。
ダイエットの停滞期の原因は、ホメオスタシスが強く働いているから、というものです。
停滞は「食って」打破すべし
停滞しているときに、さらに無理して摂取カロリーを減らしてしまうと悪循環になりやすいので注意したいところ。
いまの食事環境に適応しようとした結果の停滞期なので、打破するためには”なにか”を変えるしかありません。
そこで個人的に役に立っているのが、「ハイカーボデイ」です
多くのダイエッターは、さらにカロリーを減らしたり、運動量を増やすなどして頑張ってしまいがち。
停滞しているときほど、食べたほうがよかったりする。
いずれにせよ、ダイエットが停滞しているのなら、食べるモノや量を変えたほうがいいです。
「炭水化物多めの日(ハイカーボデイ)」を設けると停滞期を乗り越えられる
これは個人的な体験談ですが、ダイエットで停滞しているときほど炭水化物を食べたほうがいいと思っています。
「カーボ」とは炭水化物のこと。
たくさんの炭水化物を摂ることで、カラダの停滞期を打破する(刺激・変化をあたえる)というのがハイカーボデイの目的です。
カラダは緊急事態(体重の減少)がおとずれると、いまの環境に適応しようとする機能が働きます。
前述した「ホメオスタシス(恒常性)」ですね。
これが強く働きすぎてしまうと停滞しやすくなってしまいます。
そこで、意図的にハイカーボの日を設けることで、カラダに刺激を与えようじゃないか…というのがハイカーボデイの狙いです。
超カンタン!ハイカーボデイのやり方
「ハイカーボデイ」などというと難しいと思われるかもしれませんが、超シンプルです。しかもローリスク。
ハイカーボデイのやり方は、以下のとおりです。
●1~3日ほど炭水化物(カーボ)多めの日を設ける
→1日の炭水化物量をプラス100gくらいに増やす
●摂取カロリーをやや増やす
→ダイエット時の摂取カロリーにプラス100~300kcalくらい
→現状維持カロリー(ベースカロリー)より増やさないこと
たとえば私の場合、2~3日ほど炭水化物多めの日を設けています。
摂取カロリー自体はダイエットしているときのカロリーと同じにするか、やや多め(+100~300kcalくらい)に摂ります。
カラダが外部からの刺激を受けることで停滞しにくくなるため、短期で停滞期を乗り越えやすいです。
ダイエットで停滞したら「ハイカーボデイ(炭水化物多めの日)」にするといい感じ|まとめ
筆者の体験談をもとにしつつ、ハイカーボデイの有効性について紹介しました。
ダイエットの停滞期で悩んだときは、以下のポイントに気をつけたい。
●体重減少が停滞したら、それ以上頑張らないこと
●カラダに変化を与えること
●食べ物の質と量を変える
●それ以上、摂取カロリーを減らさないこと