「なぜダイエットは続かないのか」がわかってきた。挫折する人の特徴&解決策

 

僕は決して継続力があるとはいえないタイプです。

むしろ飽き性だし、辛いことから逃げてしまうくらいにはメンタル弱め…(^^;)

しかし、ダイエットで定めた期間を継続するのはさほど苦労しません。

ということで、当記事では個人的な体験談をもとにしながら、「ダイエットは続かない理由」について書いていきます。

☆ライタープロフィール

【おもな所有資格】

生涯学習財団・ヘルスケア財団・メンタルケア学術学会認定 『メンタルケアカウンセラー®︎』有資格者。

一般社団法人 ケアフィット推進機構認定『生活習慣病予防プランナー』有資格者。

 

 

もくじ

なぜダイエットは続かないのか。挫折する人の特徴

多くの人にとって、ダイエットをするのはできるかぎり避けたいもの…。

しかしまた、多くの人にとってダイエットとは「続かないもの」でもあります。

個人的にも、これまで何度も挫折しました。

しかし、当記事に書いていることを実行するだけでグンと継続力があがったと感じます。

僕のダイエットが続かなかった理由は、以下のようなことが原因でした。

なぜダイエットは続かないのか

●緊急性が薄い

●「なにをするか、なにをやめるか」を明確にしていない

●目標が定まっていない

●体重の”数値”のみをアテにしている

●期間を定めていない

●いきなり「難易度ベリーハード」で挑んでしまう

 

緊急性が薄い

ダイエットを続けるには、「緊急性・緊迫感・危機感を持って取り組むか」がキーポイントになると僕は考えます。

緊急性が薄いと、目標を達成するためのエネルギーが出ません。

ヒトという生き物は、必要に迫られたことは必死に達成しようとします。

しかし、ただなんとな〜く、ゆる〜りと取り組んでいたのでは緊急性が薄くなり、途中でダイエットを挫折しやすくなってしまう。

たとえば、糖尿病の診断を受けた人など、必要に迫られた人のほとんどは絶対に痩せます。

自分の命がかかわっているということは、自分にとって緊急性の高いものだからです。

しかし、さほど減量を必要としていない一般ダイエッターの場合、ダイエットをおこなう動機が弱く、緊急をしいられていないため挫折しやすい。

ダイエットを絶対に成功させたいなら、「いかに緊急性・緊迫感・危機感を持って取り組むか」を意識すると成功率はグンとあがるはず。

 

「なにをするか、なにをやめるか」を明確にしていない

ものごとを達成するためには、「なにをするか・なにをやめるか」の取捨選択が大切だと僕は考えます。

自分のなかでの決め事やルールが定まっていないと、小手先のテクニックやうまい話などに惑わされ、やるべきことが見えなくなってしまいがち。

ダイエットを3ヶ月やろうと決めたとき、まずは「なにをおこない、なにをやめるか」をクリアにしたいところ。

 

筆者のマイルールの一例

たとえば僕の場合、以下のような自分ルールを徹底します。

ダイエット:マイルールの例

●摂取カロリーはベースカロリーのマイナス300~500kcal

●週に1~2度は好きなものを食べていい(設定カロリーの範囲内で)

●月に1度だけドカ食いDAYを設ける

●キツい筋トレはやめる。筋トレは週に1~2度くらいでOK

●ムリして有酸素運動をやらなくてもOK。30~40分の散歩でいい

●ダイエットをする前に期間をさだめる(今回は2ヶ月!とか)

 

黙々と「シンプルなルール」を徹底すべし

できるかぎり、複雑なルールやテクニカルなことはしないように心がけます。

シンプルなルールを徹底しようと決めるだけで、自分のやるべきことが明確になり、モチベーションも上下しにくくなるというわけです。

ちなみに、マイルールを徹底するメリットについては、以下の著書が参考になりました。
ぜひ読んでみてください。

 

目標が定まっていない

具体的な目標が定まっていないという理由でも、ダイエットを挫折しやすくなります。

たとえば、「最近すこし太ってきたかなぁ。ちょっとダイエットでもしようかしら」なんていうふうに曖昧なモチベーションでは続けにくい。

自分のなかの緊急性や具体的な目標がないかぎり、ダイエットを継続しようという内的なモチベーションがわいてこないのです。

 

体重の”数値”のみをアテにしているから

前述した「目標が定まっていない」と矛盾してしまいますが、体重の数値のみを追いかけてしまうとダイエットを挫折しやすくなります。

ヒトの体重というものは、1日のうちで1~3kgくらい変動します。

水・炭水化物・塩をたくさん摂るだけで、ゆうに2kgは増える。

「昨日は60kgだったのに、翌日は62kg…心が折れた…」なんていうのは珍しい話ではないです。

大抵は3日もすればもとの体重に戻るのですが、カラダの理屈を知らない人は目先の数値に惑わされてしまいがちです。

体重の数値ばかりを追いかけてしまうと、モチベーションを落としやすいので注意したいところです。

体重は、あくまでダイエットの目安くらいにしておきたい。

 

期間を定めていない

前述した「具体的な目標を定めていない」と重複しますが、ダイエットをおこなう具体的な期間を定めていないと挫折しやすいと感じます。

ダイエットの目標を「〇〇kg痩せる」という数値のみに設定すると、3ヶ月経っても、6ヶ月経ってもダイエットを終えることができません。

以前、僕は弟に「いつもダイエットやってない?」といわれたこともあります(笑)\(^o^;)/

ダイエットを続けるほど基礎代謝がさがり、より太りやすいカラダになってしまうので注意したいですね。

 

いきなり「難易度ベリーハード」で挑んでしまうから

「ダイエットを成功させるには徹底したローカロリー生活が必要!」

「ダイエットをするならハードな筋トレと有酸素運動は必須!」

「プロテイン、鳥ささみ、ブロッコリー!ボディビルダーの真似をするべし!」

 

上記はダイエッターなら一度は目にしたことのあるフレーズです。

個人的にもさんざん真似しましたが、正直、挫折しやすかったです。

上記はあくまでプロのスポーツ選手がおこなう取り組みであり、一般人が手を出すべきものではないと痛感した失敗談。

エキスパートのおこなう減量テクニックは、ほとんどの場合は難易度ハードモードだといえるでしょう。

 

難しいことをやめよう。カンタンなことだけ続けよう

ダイエットは辛いものですし、できたらやりたくないですよね。
辛いことなのだから、スピーディにダイエットを完了したいと考える人は少なくないでしょう。

そのため、高難度の取り組みをおこなえば最速で結果を出せると思いがち。
もちろん、僕もそのうちのひとりでした(^ ^;)

高難度なゲーム(ダイエット)ほど失敗する確率もあがります。
いきなりゲーム初心者さんが、いきなり難易度ベリーハードモードをおこなっても失敗しやすいのと同じですね。

僕たち一般人は、適度な食事制限と、ほどよい運動(中程度の負荷を30分くらい)をするだけでも十分です。

近年はさまざまなメディアで派手なパフォーマンスが目立ちます。

あなたのダイエットが続かないのは、もしかしたら上記のような「大会に出場するプロのおこなう難易度ベリーハードの取り組みを真似してしまっているから」かもしれません。

自分にとって、どんな取り組みがイージーなのか。あるいはノーマルモードなのか。
その見極めをおこないたいですね。

 

「なぜダイエットは続かないのか」がわかってきた|まとめ

個人的な体験談をもとにしながら、「ダイエットは続かない理由」について書きました。

僕は飽き性でメンタル弱めの人間です。

また、継続力もそれほど強くありませんが、ダイエットで定めた期間を継続するのはさほど苦労しません。

当記事に紹介したことを意識するだけで、ダイエットを続けられる確率がグンとあがりました。

ダイエットが続かなくて困っている人は、当記事の内容を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

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