ダイエットは体重計に乗らないほうが成功する、というパターンもある / 体重計測の向き・不向き

 

ダイエットにおいて、体重計の”数値”はキーポイントになりやすい。

その一方で、数値そのものに振りまわされてしまい、メンタルを消耗する人も少なくないでしょう。

そこで当記事では、「ダイエットは体重計に乗らないほうが成功する、というパターンもある / 体重計測の向き・不向き」について書いていきます。

☆ライタープロフィール

【おもな所有資格】

生涯学習財団・ヘルスケア財団・メンタルケア学術学会認定 『メンタルケアカウンセラー®︎』有資格者。

一般社団法人 ケアフィット推進機構認定『生活習慣病予防プランナー』有資格者。

 

 

もくじ

ダイエットは体重計に乗らないほうが成功する、というパターンもある

体重計の数値を過信しすぎないほうがいい

ダイエットにおいて、体重計の数値はうまくいっているかどうかの目安になります。

逆を言えば、数値が増えることでダイエットは失敗している、と考えることもできるわけです。

ニンゲンの体重というものは、1日のなかでも1~3kgくらい変わります。

そのため、数値をアテにしていると、計測するたびにメンタルが一喜一憂しやすいんですよね。

体重計の数値はあくまでおおまかな目安として、過信しすぎないほうがいいでしょう。

お風呂上がりの数値と、翌朝の数値に違いがあることなんてしょっちゅうでございます。

 

筆者の体験談:体重の数値なんて一気にリバウンドするで

これは僕の体験談です。

以前、体重を96kgから64kgまで落としたことがあるのですが、ダイエットを終えたときの体重計の数値は64kgでした。

その後、ダイエット食から一般食に戻したあとは、すぐに70kg弱に戻った。

当然といえば当然です。

炭水化物と塩を抜くと、カラダのなかにある水分も抜けるからです。

一般食にもどすことで、カラダが一気に水分や過剰エネルギーをたくわえようとし、そのぶんの数値がリバウンドする。

よく「ダイエットを終えたら”数値”がリバウンドしてしまった」と嘆いている人がいますが、ただ単に体内に水分が戻ったからにすぎません。

ダイエットを終えると、体重の”数値”は1~3kgくらいは普通にリバウンドする。

体重の2.3kgなんてほぼアテにならん…(^ ^;)

 

体重の数値なんて1日のなかで変わる

体重の数値なんてものは、1日のうちに1~3kgくらい平気で変動する…と前述しました。

風呂上がりに「やった!体重が落ちた!」と思っていても、翌日には体重の”数値”がもとに戻っている…なんていうパターンは珍しくないです。

ただ単に、カラダのなかにある水分が抜けたから体重の”数値”が減っただけだったりします。

下手すりゃウエストサイズも数日で結構変わる。

塩分と塩を一気にカラダに入れることで”浮腫み”がうまれ、ウエストサイズが1~2cm変わるなんてこともあります。

「あれ?昨日までベルトが緩かったのに、今日は穴が1個だけ多い…」というパターンだってある。

 

正直なところ、気にするべきは体重の数値ではなく、アウトカム(見た目・ボディライン)です。

 

アナタはアナタ自身のカラダ作りを続けていけばいい

体重計の数値などほとんどアテになりません。

とはいえ、医者たちは体重計の”数値”を減らせといいますし、さも体重の数値こそが健康体の指標だといわんばかりに圧をかけてきますよね。

そんなものは無視して構いません。自分らしいカラダつくりを目指せばよろしいのです。

また、ほかの人から「太った?(痩せたね!)」などとうるさく言われることもありますが、そんなものは放っておけばいい。大きなお世話です。

他人の評価、体重計の数値、ウエストのサイズの変動、顔の浮腫みなどをはじめとする、目先の結果など気にする必要などありません。

アナタはアナタ自身のボディコンディショニングを続けていけばいいだけです。

 

ダイエットをとおして、自分はなにを学んでいるのか。

ダイエットの本質を見失わずにいられるか。

筋トレ、食生活ふくめ、いまのアナタのカラダは自分を幸福にするものになっているのか。

ここが大事。

体重計の数値さえ落ちればいいかというと、かならずしもそうではない。

 

ダイエットの本質は「健康寿命をのばすこと・幸福なカラダつくり」に在り

体重の数値が低いからといって、その人が健康体かというと、かならずしもその限りではない。

拒食症の人の体験がそれを物語っています。

体重が低けりゃ健康体かというと、そんなことはないのです。

数値のみが標準値になったからといって、メンタルを病んでしまったのでは意味がありません。

たとえ体重計の数値が”標準(と呼ばれている幻想)”であっても、心身が健康でないのではダイエットは成功したとはいえないのです。

 

体重計の数値をダイエットの目標にすべきではない。

「数値はあくまで方向性の目安」くらいの活用にとどめておきたいですね。

 

ダイエットにおける体重計測の向き・不向き

ダイエットにおいて、体重という数値は厄介なもの。

体重計の数値がモチベーションになる人もいますし、そうでない人もいます。

では、体重測定に向き・不向きはあるのでしょうか。

 

こんな人は体重計測に向く

以下のような人は、体重計の計測をおこなってもいいと思います。

こんな人は体重計測に向く

●体重の数値の変動をダイエットのモチベーションにつなげられる人

●ダイエットの目的を「体重計の数値」に設定している人

 

こんな人は体重計に乗らないほうがいいかも

一方、以下のような人は、ダイエットをするときに体重計に乗る機会を減らすべきでしょう。

こんな人は体重計に乗らないほうがいい

●数値に一喜一憂してモチベーションをさげてしまう人

●ダイエットの目的を数値ではなく「アウトカム(見た目・ボディライン)」に設定している人

 

 

蛇足ですが、僕は目先の数値にめっちゃ左右されるタイプです。

ということもあり、体重計には滅多なことのないかぎり乗ることはないです。

最低でも週に1回くらいでしょうか。

または、ダイエットをはじめた日と、終えた日くらい(^ ^;)

 

ダイエットは体重計に乗らないほうが成功する、というパターンもある|まとめ

ダイエットは体重計に乗らないほうが成功する、というパターンもある / 体重計測の向き・不向き」について紹介しました。

自分にとって、体重計の数値とはどんなものなのか。

ここと向き合えるかどうかが、ダイエットを成功させるうえで大切になると思います。

体重の数値を追いかけてメンタルを消耗しているなら、体重計に乗る機会を減らすことで成功率がグッとあがるはず…!

 

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