実は、ダイエットには「ガッツリ食べたほうが痩せる」というパターンもあります。
カラダが飢餓状態になっていると、少ない量でもめっちゃ脂肪を蓄えようとするからです(^^;)
「ダイエットがうまくいかない、体重が落ちない、カラダの調子が悪い」なんていうときは、ガッツリ食べたほうがうまくいくこともあるよね…というお話。
もくじ
ダイエットには「ガッツリ食べたほうが痩せる」というパターンもある
ローカロリーダイエットを過信しすぎるな
超ローカロリーなダイエットは、短期的に体重の”数値”のみを落とすだけなら有効なテクニックです。
しかし、長く続けていると生理が止まってしまったり、ネガティブ思考になるなどのリスクもうまれやすいのがネック…。
また、超ローカロリー状態を続けていると、早い段階で体重の減りがストップするため、停滞期にも陥りやすい。
体重減少の停滞には、カラダにそなわっている「恒常性(ホメオスタシス)」が関係しています。
アナタのカラダ、平常運転モード?危険モード?
私たちのカラダには、恒常性(ホメオスタシス)というものが備わっています。
恒常性とは、いわば生命維持装置のようなもの。
カラダがいまの環境に適応するためのシステムです。
超ローカロリー状態に適応するために、少ない食事量でもカラダの体温や機能を一定に保とうとします。
少ないカロリーでカラダを守るには、できるだけ脂肪を蓄えようとしたり、あまり行動しないように(代謝を増やさないように)ネガティブに考えたりするのです。
脳が「いまのままではカラダが危ない!」と判断するからですね。行動している場合ちゃうぞ!みたいな。
ダイエットをする人の多くは、カロリーさえ減らせば絶対に痩せると考えがちです。
一時的には体重の数値は落ちますが、ほとんどの場合はリバウンドしてしまうでしょう。
「ガッツリ食べたほうが痩せる」というパターンもある
では、生理不順に陥ったり、ガンバっても体重が減らないというとき、どうすればいいのでしょうか。
まずは、ベースカロリーに戻すことが第一です。
とりあえず、カロリーとかは無視し、普通通りの食生活に戻してみましょう。ときにはガッツリ食べる勇気も大切です。
ベースカロリーとは、現在の体重を維持するための摂取カロリー量のこと。
「そのカロリーを摂っていれば、アナタの健康は保証しますよ」というようなものですね。
生理不順になっていたり、髪の毛や爪のコンディションが悪い、イライラや不眠などの情緒不安は、食事内容に関係していることが多い。
自分のカラダがおかしいと思ったら、まずは「食事・睡眠・思考・呼吸」を整える。これが基本です。
「ちょっと食い過ぎちゃう?」くらいガッツリ食べて、カラダの恒常性(ホメオスタシス)の過剰反応を解除してあげる。
いわゆる”チートデイ”というやつですね。
ガッツリ食べて、カラダをニュートラル状態に戻してあげると、コンディションが回復するはずです。
ダイエットには「ガッツリ食べたほうが痩せる」というパターンもある|まとめ
まずはベースカロリー分をしっかり食べること。
そのためには、思い切ってガッツリ食べた方がむしろ痩せることもあります。
「食べる勇気」も忘れてはなりません。
カラダの恒常性(ホメオスタシス)の過剰反応が解除されるからです。
さらに、無理のない範囲でウォーキングなどの有酸素運動を取り入れることが大切です。