ダイエットのモチベーション を上げるためのコツ

ダイエットを継続するのは難しい。

多くの人にとってダイエットは「やりたくないこと」なので、モチベーション(やる気)を保つことそのものが困難になりやすいです。

僕自身もダイエットのモチベ維持に苦労をしたことがありますが、当記事で紹介したテクニックを使うことで楽になりました。

今回は「ダイエットのモチベーションを上げるためのコツ」を紹介します。

 

☆ライタープロフィール

【主な所有資格】

生涯学習財団・ヘルスケア財団・メンタルケア学術学会認定 『メンタルケアカウンセラー®︎』有資格者。

一般社団法人 ケアフィット推進機構認定『生活習慣病予防プランナー』有資格者。

 

もくじ

ダイエットのモチベーションを上げるためのコツ

 

ダイエットのモチベーションを上げるためのコツは、以下のとおりです。

 

●「痩せない…」ばかりに目を向けない

●「できていること」に注目する

●痩せたらやってみたいことをイメージする

●0.1kgでも痩せたら「自分を褒めまくる」

●「ご褒美DAY」を設ける

 

「痩せない原因・やる気が出ない原因」ばかりに目を向けない

毎日体重計に乗ってしまうマジメな人ほど、ダイエットは失敗しやすいです。

 

体重は数日で落ちるものではないですし、1日の中でも1~2kgくらい変わります。

そのため、体重ばかりを気にして「なんで痩せないの?」と思い悩むことは得策ではありません。

痩せない原因ばかりを問いつめる「原因論」の沼にハマるのはよろしくない。

 

では、どうすればいいのか。

「今の自分ができていること(目的論)」に注目するべし!

 

「できていること」に注目する

ダイエットにおいて、「できていること(目的論)」を意識することは、自己効力感を生みます。

 

自己効力感とは「自分はできる!」という肯定的なイメージのこと。

ダイエットで「痩せない、痩せない、また失敗する…」と自分を追い詰めてしまうことは、自己効力感をダウンさせる行為。

『できない要素(原因)』ばかりを考えてしまうと、ダイエットのモチベが下がりやすいので注意しましょう。

 

まずは、今の自分はなにができているのかチェックすることが大切です。

たとえば、以下のようなカンジで。

●毎食、設定したカロリー内で食べることが”できている”

●今日は10分だけでも歩くことが”できている”

●たった0.1kgだけど痩せることが”できている”

●体重は変わらないけど、毎日の食事制限がキープ”できている”

などなど。

 

ダイエットライフにおいて「できている(自己効力感)」を意識することは、とても大切なことです。

モチベーションが上がらないときは、自分を否定しすぎていないかチェックしてみましょう。

 

痩せたらやってみたいことをイメージする

ダイエットという苦行を行うことを決意したキッカケは、どんな出来事でしょうか。

ダイエットに成功した先にある未来は、どんなものなのか。

より具体的にイメージできると◎

 

たとえば、

●可愛い服を着てオシャレな街を歩いている

●スリムな体型になって注目を浴びている自分

●鍛え上げた肉体に満足している自分

●スタイリッシュなファッションを楽しんでいる自分

●異性にモテている自分

などなど、モチベが上がるイメージならなんでもOKです。

 

痩せた先にある未来をイメージして”やる気”が上がらない場合、もしかしたら目標設定が間違っている可能性もあります。

自分がやりたくてやっている(内的モチベーション)ではなく、誰かに認められることを目的にした取り組み(外的モチベーション、承認欲求)だと、長続きしにくいです。

 

モチベーションが上がらないときは一旦足を止めてみて、以下のポイントをチェックしたいところ。

●そもそも痩せる必要があるのか

●今のままでも十分健康体ではないか

●誰にも認められなくてもダイエットを成功させたいか(内的モチベーションはあるのか)

 

思い悩んでいるときほど、ダイエットに対する視野が狭くなりがち。

一旦足をとめ、「ダイエット」の全体像を俯瞰してみることも大切だったりします。

 

0.1kgでも痩せたら「自分を褒めまくる」

まずは、0.1kgでも体重が落ちたら、自分を褒めることが大切です。マジで大切。

たった0.1kg、されど0.1kg。

意味のあるマイナス0.1kgと、ただ単に水分が抜けただけのマイナス1kgでは、意味合いが大きく変わります。

 

ダイエットで体重がストンと急激に落ちることは、ほとんどありません。

あるとすれば、ダイエット初期段階において、炭水化物を減らすことでカラダの水分が一気に抜けたときくらいです。

「最初の1~3kgくらいは簡単に落ちたけど、その後が続かない…」というのはよくある話です。

 

体重の増減をモチベーションのすべてに設定してしまうことは、リスクもあります。

体重は1日のなかでも変動があるので、毎日体重計をチェックするとモチベーションが上下しやすい。

 

あまり目先の”数値”に囚われすぎないように注意したいところです。

 

「ご褒美DAY」を設ける

週に1回だけ「ご褒美DAY」と称して、ランチに好きなものを食べる日を設けるのもモチベーションを維持しやすいです。

食事制限のみのダイエットはキツいですが、週に1回は好きなものを食べていいんだ!と思えることで、精神的にかなりゆとりが生まれます。

 

ダイエットにおいて、モチベが下がる理由はさまざまですが、「我慢」のしすぎはやる気の低下にも繋がりやすい。

たまには精神を解放してあげることも継続のコツ。

 

ダイエットのモチベーションを上げるためのコツ|まとめ

スポーツメンタルの応用や、僕の体験談をもとにしつつ、「ダイエットのモチベーションをあげるコツ」を紹介しました。

当記事をまとめると、以下のとおりです。

●「痩せない原因」ばかりに目を向けない
→「できていること」に注目する
 

●痩せたらやってみたいことをイメージする
→達成したらどんな未来があるのか…を想像する(目標を再確認する)
→やる気が出ないなら、目標設定を改める
 

●0.1kgでも痩せたら「自分を褒めまくる」
→自己効力感UP!「できる!」気持ちをあげる!
→「体内の水分が落ちただけの1kg」と「体脂肪が落ちた0.1kg」では意味合いがぜんぜん違う
 

●「ご褒美DAY」を設ける
→週1回、たまには息抜きをしよう